マレーが優勝を飾ったウィンブルドン2013ですが、決勝戦面白かったですね。
長い試合でしたが、ところどころイン・アウトの判断チェックをする「チャレンジ」も見ていて面白かったです。
そんな「チャレンジシステム」について調べてみました。
チャレンジって何ですと?
ウィンブルドン決勝戦でも要所要所で執行されていたチャレンジ。
ライン付近の微妙なジャッジをプレーヤーがビデオ判定を要求するシステムですが、見ていると面白い!
ラインギリギリにかすっただけでもインと判定される内容が、観客としても「おー」と感動しますね。
かすっているだけでもインと判定。線審もこれは神経使いますね。
どうやって判定しているのか?
ボールのイン・アウトをビデオで再現していますが、どうやって判定しているのか?
ビデオ録画内容の再生では絶対に間に合いません。
このチャレンジでは、イギリスのホーク・アイ・イノベーションズ社が開発した「ホーク・アイ(鷹の目)」システムでボールの弾道をCG映像として再現しているようです。
会場に設置された10台のカメラでボールの軌道を撮影し、その撮影結果を元に瞬時に計算。
ボール弾道をCGとして再現しイン・アウトの判断を行うそうです。
使い所も一つの戦略要素?
そんなチャレンジシステムですが、何度も審判に対して要求は出来ないとのこと。
1セットにつき3回まで申請することができるということを考えると、要所要所で権利執行するのがよさそうですね。
なおビデオ判定を申請(チャレンジ)し、その結果が誤審だった場合チャレンジ執行権利はそのまま保持されるそうです。
微妙な判断の場合かつ自分に有利なタイミングで権利執行するというのがよさそうです。
まとめ
ITを駆使しビデオ判定として取り入れたホークアイシステム。
審判や線審としては誤審判定される訳ですが、一般観客としては相当面白い!
絶妙な位置に打ち込んだショットがラインギリギリにかすって入るというのは、紙一重の世界ですよね?
そんなギリギリの勝負の世界が一般人でも判りやすくなるので、個人的には大歓迎です。
鷹の目(ホークアイ)という名称のシステムですが、意外と神の目(ゴッドアイ)にも近い気がします。
今後もこういった、「観客も楽しめる仕組み」をスポーツ界は取り入れていって欲しいですね。
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