先週土曜日に、息子同級生の保護者の方と進路についてお話をしました。
息子が同じ部活に所属しており今後の身の振り方について雑談していたのですが、そこで一言。
「バドミントンだけでは食っていけない」
確かにバドミントンだけで生活していくには相当難しそうです。優勝賞金からちょっと考えてみました。
全米テニスの優勝賞金は?
最近行われた全米テニスの優勝はラファエル・ナダルでした。
優勝賞金が260万ドル(約2億6千万円)ですって!>奥様
朝日新聞デジタル:テニス全米オープン、ナダル3年ぶりV – スポーツ
1億円以上の賞金
やっぱりプロ化しているだけあって、賞金が1億円超えています。
これなら十分食べていけますね。
Adidas China Masters 2013の優勝賞金は?
それに対してバドミントンの最近行われた大会。Adidas China Masters 2013の賞金です!
今回は準優勝した早川・遠藤ペアの事も考慮してダブルスで金額を調べてみたところ・・・
優勝19,750ドル(約197.5万円)
準優勝9,500ドル(約95万円)
大会のグレードや種目も違っており単純に比較することはできませんが、これは差があります。ありすぎます!
ゴルフの優勝賞金は?
沖縄で開催されるゴルフトーナメントでは、ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメントがあります。
そこでの優勝賞金は・・・
【2013】ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント FR レポート|LPGA|日本女子プロゴルフ協会
1440万円!
1440万円の優勝賞金ですか・・・やはりでかいですね。
スポンサーがもっと必要?!
上記であげた各スポーツの場合、多数のスポンサーがついており賞金額も高額になっています。
バドミントンも同様にメジャースポーツ化してスポンサーを付けないと賞金額は上がらないでしょう。
ただしそうなると各種メディアとの連携や、裾野を広げて競技人口の拡大が必要かと思われます。
日本では国技でもないバドミントンがメジャー化するにはまだまだ難しそうです(涙)
バドミントンで食べていくパターンは?
数名身近にバドミントンを生業として活動されている方を見かけますが、生活として収入を得るには以下のパターンが見受けられます。
- 用具の販売収益
- コーチング報酬
- 協会・団体役員収入
ほんの僅かな一握りのトップ選手なら、実業団に所属しメーカーと用具契約をし収入を得ることが可能でしょう。
しかし一般的なプレーヤーがバドミントンだけで食べていくには相当難しいと思われます。
まとめ
同級生の親御さんとお話をした際に出た結論として・・
「中学校・高校の先生になってバドミントン部を指導するのが安定かつバドミントンにずっと関わっていられるのではないか?」
と話が出ました。
確かにその方が安定した収入を得ることが出来そうですね。
なかなか難しい問題ですが、ぜひとも国際大会ではもっと賞金が高額になることを願ってやみません(涙)
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