中高生の女子バド部っておそらく人数相当多いですよね?
あまりにも生徒人数が多く指導者数が足りない場合の対処ってどうしたら良いでしょうか?
そんな悩みについて対処策を考えてみました。
よくある人数パターン
学校部活でよくあるパターンとして、男子の場合は一学年五人から十人以内。三学年合わせて三十名にも満たないのが殆どだと思われます。
しかし女子の場合は一学年だけで二十人以上いるってのもよく見かけます。特に四月から五月頃は女子だけで五十人程度在籍している学校とかあるのではないでしょうか?
それを部活顧問一人だけで面倒みるとなると、絶対指導が行き届かないと予想されます。
その状況を踏まえてよくある人数パターンとして、一年生はコート外で素振りやフットワーク、サーキットトレーニングなどの基礎力の向上。
二・三年生はコートを利用してのノックやパターン、ゲーム練習という内容ではないでしょうか?
さてその状況で指導者が一人の場合、どうやって指導するでしょうか?
対象を絞って指導が主流
全学年を漏れなく見ることは相当難しいですので、コートに入って二・三年生の指導が中心になるのではないでしょうか?
また、二・三年生の人数が多くなるとレギュラーメンバーのみ指導というパターンが主流かと予想されます。
育成する対象をグループ毎に絞り、ローテーションしながら指導を行えばなんとか指導者一人でも対応ができるようになります。
しかしローテーション途中、目が届かない部分でふざけ合ったり、手を抜いたりするというのが低学年ではあるんですよね(涙)
選手個人が意識を高めれば問題ないのですが、幼い場合どうしてもこの問題が出てきてしまいます。
指導者数を増やす作戦
指導者が部活顧問一人で足りないというのであれば、単純に指導者の数を増やせば目が届かない部分でのフォローが可能になります。
考えられる対処方法として・・
- 副顧問や外部コーチなどを設けて指導対象を分けていく
- 上級生やOBが指導者となり、後輩を指導する
- 保護者を活用する
この3点をうまく併用すれば、何とか大人数の選手指導がある一定のレベルで可能ではないでしょうか?
もちろんもっと上位を目指した指導が必要となるのであれば、方法や対象人数など根本的に組みなおす必要があります。
しかし選手人数に対して指導者数が少ない場合の対処としては、ベストではありませんがベターな方法だと考えています。
選手個人の意識向上が重要
当たり前の事になってしまいますが、やはり最終的には選手個人の競技に対する意識向上が重要です。
何のための練習なのか?友達と遊ぶための部活動なのか?競技を通じて目標を達成し自己研鑚するための部活動なのか?
その意識一つで指導者数が少なくてもより良い結果を出すことが可能だと思います。
指導者の皆さんが一番伝達するのに苦労する内容だと思いますが、是非とも選手(特に幼い選手)は感じ取ってほしいものです。
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