
ネットワーク管理者の方、特にWindowsサーバを管理される方ならこの気持ち判るのではないでしょうか?各Windowsサーバにリモートデスクトップ接続する際に・・
RDPファイルをたくさん作っている場合探すのが面倒。
いちいちサーバ名やIPアドレス調べて入力が難儀。
その苦労を私もしてました。
しかしマイクロソフトがリモートデスクトップ接続を一元化するツールを公開していたので使ってみたら結構便利!
う~ん!これで捗る。
以下ご紹介。
Remote Desktop Connection Manager
今回紹介するソフトですがマイクロソフト社が公開している「Remote Desktop Connection Manager」(以後、RDCMan)です。
Download Remote Desktop Connection Manager from Official Microsoft Download Center
複数管理が可能!
リモートデスクトップ接続設定を複数保持し必要時にワンクリックで接続できるというお手軽さ。
2010年にはすでに窓の杜でも紹介されている息の長いソフトのようです。
窓の杜 – 【REVIEW】複数のリモート デスクトップ接続をツリーで管理できるMS製ソフト「RDCMan」
結構昔からある?
マイクロソフトの公式サイトでの説明は英語のみとなっておりますが、日本語版Windowsでも問題なく使えました。
ここが便利だ!RDCMan
管理するWindowsサーバが多くて切り替えも面倒だったのですが、使ってみると以下の機能が便利でした。
設定をグループとして階層化できる。
設定内容を下位の階層へ継承できる。
設定内容を一つのファイルとして保存が可能→共有できる。
リモート接続を並列にできる。
接続の様子をサムネイル表示が可能。
設定内容を階層化し下位へ継承できるってのが素晴らしい。
上位グループで設定しちゃえば後は下位グループへサーバ追加するだけですよ?
今までいちいちRDP接続ファイルを作っていたのが嘘のよう。
また一括接続も可能なので定期処理をする際にちまちま接続していたのもこれで解決。
うん捗る!
ここが惜しいよ!RDCMan
機能的に便利なのですが、惜しい点が以下いくつかあります。
設定メニューなど表示が全て英語。
リモートデスクトップ間でのデータコピペが不可(クリップボードは可能)
アニメーション描画など画面表示が若干遅い。
まぁ機器管理作業しか行わないので支障は無いんですが、細かいところでブラッシュアップされたら良いですね。
まとめ
Windowsネットワーク管理を行う方でリモートデスクトップ接続の切り替えにお悩みの方はぜひこのソフト使ってみてはどうでしょう?
他の管理ツールもありましたが、一番のウリは「マイクロソフトが正式ツールとして公開している事」これが一番の強みじゃないでしょうか?何かあればMSに問い合わせできるというのが安心大です。
できればSSHやTELNETなども統合管理できたら最高なのですが、こればっかりは仕方ない。
もしも「RDP接続だけでなくSSHも統合管理するツールあるよ!」っていうのがあればぜひ教えて下さいませ。
皆で情報シェアしましょうよ♪
以上ツールのご紹介でした。



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