
スポーツをされている皆様。特にお子さんがいらっしゃる方々はお子さんと一緒にスポーツエンジョイされていますか?
私も子供が三人いますが、すでにほとんど成人しており最近は一緒にスポーツするなんて皆無の状況です。
しかし1/5に那覇市バドミントン協会主催の新春バドミントン大会(団体戦)にて、息子チームと対戦することになりガチンコで戦ったお話です。

いや〜勝って親の威厳を保てた保てた!
2020年1月5日に那覇市団体戦大会へ参加
さて今回参加したバドミントンの大会は毎年正月休み期間中に開催されます、那覇市バドミントン協会主催の団体戦大会です。
個人戦は全く出場していないのですが、団体戦はちょくちょくお呼ばれされるので楽しく参加させてもらっています。
団体戦ってチームで戦うのでオーダーを工夫しての対戦駆け引きや、チームメイトの応援などがあって非常に面白いんですよね。個人戦の3倍ぐらい面白さを感じます。
そんな団体戦ですが、チームメイトの方よりある情報を試合前に教えてもらいました。

大会の組み合わせが公開されました!maijunさんは親子対決ですね😁

お!長男との対決なんすね。倒さなきゃ!
確かに出場者名簿を見ると息子がいました。
なかなか機会が無いので対戦できればい〜な〜と考えていました。
長男とのダブルス対戦

さて大会当日会場入りし、シューズなどを履いている際に息子が近寄ってきました。

予選同じリーグで対戦するね!
二番目に出るからね〜

おけ!二番目ね!
対戦したいのか避けたいのかどちらなのかは真偽は定かではありませんが、あえて出場順番を伝えてきたってことは何らかの意志があるってことですよね?
まわりでは知り合いの女性が・・

今日の見どころですね!
と煽る煽るw
まぁ周りのメンバーも期待しているようすでしたので、対決するようにこちらも二番目に出場することにしました。
長男はソフトテニス→バドミントン経験者
さてその長男ですが、実は本ブログでもちょこちょこ出てきます。
中学校ではソフトテニスをしており、何度か九州大会に出場し遠征費用の準備が大変だった覚えがあります。
もうひとり息子(次男)もいるのですが、次男はコツコツ努力して伸びるタイプ。対して長男はセンスタイプ。昔家族でバドミントンをして初日に私のバックハンドドロップを一度見てすぐ真似てできるような人。羨ましいぃ。。
高校からバドミントンも初めて初心者大会ですぐ優勝しちゃうし。。
まぁ同じラケット競技をしていた分バドミントンもすんなり移行できたんでしょう(そう思っておく)
いざ対決!親子決戦

前もって長男から出場順を宣言されてたので、私達チーム内でも合わせようということで親子対決することになりました。
私が組んだのは同じく中年男性。対する息子が組んだのは二十代若者。奇しくも青年ダブルス対中年ダブルスの対戦が始まりました。
序盤、相手ペアの若者がまだ動きが慣れてない様子でしたのでミスを誘うように配給多めにし、長男にはシャトルを触らせないように意識し1ゲームは難なく取得できました。
若者は動きが速いが負けてられない
しかし第2ゲームになって徐々に球速も速くなり、若者のミスも減り始めました。
速いテンポで攻めてきたかと思えば、あえてネット前に落として揺さぶったりとして足が動かない中年をじわじわ追い込み、当方は2ゲーム目を失ってしまいました。
ファイナル3ゲーム目になっても勢いは止まりません。速いテンポで攻めてきてあれよあれよと失点し、得点は15-20と崖っぷち。
サーブとしては私の番でしたが脳内ではリオ五輪の女子ダブルスをイメージしていました。
サーブをする際のメンタルは強気かつ冷静
相手はあと1点取れば勝ち。つまりサーブミスがまったく許されない状況です。
そんな時サーブする際に意識するのは「強気かつ冷静」です。

入って当然。逆にネットにかすってギリギリイン狙う
その強気の意識でサーブを繰り返します。15点からサーブ開始で相手は長男。絶対甘い球はプッシュしてくるだろうし、ロングサーブでも打ち込んで来ると判ります。
ならプッシュできないよう低く低く長めのサーブを入れていきます。
幸いにも相手のミスにも助けられ16点目を取得。16点目も同じく低めのサーブ。しかしコースを変えてサイドに配給し相手がプッシュできないよう意識。
ペアの方のナイスレシーブやスマッシュにも助けられ17点目をもぎ取る。ここでまた長男へのサーブ。同じ低めのサーブを意識しますが今度は短めを意識。すると本当にネットにかすってギリギリ入る様子に長男も仕方なくロブ。
ネットにかすってギリギリ入るサーブを見て一人喜んでました。

よっしゃ!入った入った!
18点目はあえてロングサーブをすることを前もって決めてペアに事前伝達。
そんな具合にテンポやコースを変えつつ、強気でサーブし点数を重ねていきいよいよ20-20の同点。21点打ち切りでしたので、次にポイントを取得した側が勝利となります。
ネットインからのプッシュで決着
5点差もあったのに追いつかれ20-20と同点。
たぶんこの時点で若者チームは焦っていたでしょうね。逆にこちらの中年チームは押せ押せムード。最後に一点もぎ取るよう意識してプレー再開。
相手がロブで上げたショットを、味方が開いてるスペースへドロップを入れてくれます。またこれが絶妙で相手もプッシュできない。しかもネットに白帯に当たってインする状況。
トップアンドバックで前衛に入っていた私はドロップされた段階で前に詰めていたので、白帯に当たって相手側に落ちた段階で「勝った!」と思いきや、長男が下から必死に拾ってヘアピンしてきます。
もうこの時点では頭は何も考えていません。
目の前に上がってきたヘアピンを必死にプッシュ。すると長男はタイミング合わせてラケット面をあわせて来ました。
結果は・・
長男のラケットにあたって、相手側コートに落ちて無事に得点。ということで中年チームの勝利です!
その瞬間左手ガッツポーズしてましたね。優勝するよりもめちゃくちゃ嬉しかったです。
まとめ
こうやってガチンコで親子で対決するってほとんどありません。市民大会ではありますが息子と対決できて非常に面白かったです。
逆に息子としては父親に負けたのは悔しいでしょう。
でも父親としては事前に出場順を言ってきてくれたことが、実は勝利するよりも嬉しかったりするものです。(私は父親嫌い人間なので親と話をする子供が実は凄い尊敬します)
チームメンバーとの祝勝会でもその話が出て、「親子で同じ競技することの楽しさ」をチームメンバーも羨んでくれてありがたい一日でした。
勝利して嬉しいのも、もちろんですがこうやって一緒に活動してくれる方々や息子に感謝の一日でしたね。
ほんと楽しかったです。
ありがとうございました!
また引き続きこうやって楽しみながらバドミントン活動していきまーす!
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